良し悪しの基準、万事塞翁が馬。
人生の中で思い悩むことと言うのは
たくさんあります。
今回は若い皆さんがこれからの人生を
歩む上で、少しでも参考になればということを
私の経験を踏まえてお話しします。
以前「塞翁が馬」という内容で掲載したことですが、
身の回りに起きることの良し悪しの基準は、
あくまでその人の基準で判断されます。
ただ時間の経過とともに変わる場合もありますし、
客観的にとらえることによって
基準がかわることもあると思います。
中国の故事の通り、一見、悪く思えることが
後になって幸いなことに転じることが
この世の中にはたくさんあります。
今私自身を振り返ってみても、
仕事で役職を外れた事や部署の異動など
その時は最悪としか思えなかったことが、
今となっては、もっと最悪の事態を
逃れることになり、私にとってはラッキーでした。
またこれも書きましたが、若くして
癌で亡くなる先輩を何人もみてきましたが、
私は今年、ゆっくりと体の検査と
治療にとメンテを行うことも出来ました。
（これからのあなたへ 仕事観01）
当時は思い悩み、この先の身の振り方を
どうしようかと思いましたが、
今となっては文字通り
「塞翁が馬」そのものです。
結果的に、役職の件も、異動の件も
すべては自分の成りたい自分に向かう為の
ステージの変更を天から与えられたのでは
ないか、とさえ思います。
今、何かで悩んでいるみなさん、
人生は「塞翁が馬」、なるようにしかなりません。
でも、それはきっと自分が心で思っている事へ
向かっているのではないかと思います。
結局のところ、人生の結果は、
自分が何を考え、何を行うか、
によって出てきた答えだと思います。
宿命は変えられませんが、
運命は変えられます。
（参考：運命と宿命）
で、結果の良し悪しは「塞翁が馬」です。
今思い悩んでも、先々どうなるかはわかりません。
信じて前に進みましょう。
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