空気のように、風のように、
信じて見守る。
前回の価値観08に続いて、
育てることについて、またお伝えします。
後輩の育成や子育てで、
案外出来ている様で
出来ていない事の一つに
「信じて見守る」
ということがあると私は思います。
仕事では、
ちゃんと言った通りにやっているか、
進めている様子はないけど、
納期に間に合うようにやっているか、
などなど。
子育てでは、
外でいじめなどしていないか、
ゲームばかりしているけど
宿題はきちんとやっているのか、
授業にはついていけているのか、
などなど。
言葉では信じている、後は任せたと
言っていながら、
案外、本当に大丈夫なのか
ハラハラしている事が
多いのではないかと思います。
そして、
つい気になって言ってしまいます。
「本当に大丈夫か?」
大事なのは、一旦させてたら、
途中で疑いの言葉を投げたらいけません。
この一言が、相手を信用していない
発端になってしまいます。
信じていないわけではないのですが、
任せておきながら自分も不安なのです。
上手くいかなったとしても、
結果が納期と違っていても、
その時どの様に対処するかが
大切だと思います。
その結果が出てしまったのは、
相手のせいだけではありません。
自分の説明も含めてお互いの対処が
必要です。
私は何度も山本五十六さんの話を
持ち出していますが、
それを意識する際に心がている事は、
冒頭の
「空気のように、風のように」
ということです。
空気は目には見えませんが、
私たちの身の回りに存在しています。
日常で空気を意識して
生活していることはありませんが、
無くては生きていけません。
空気のように意識せずに見ている事を
大事にしたいと思っています。
そしてもし相手が躊躇したり、
困っている時には風のように
背中を押してあげる事。
向かい風の時には、
後ろから追い風になってあげる事。
信じて見守るという事は、
こういうことかなぁ、と思っています。
自分の身の回りにいる人に
とやかく言わなくても、常日頃、
自分の背中できちんと
やって見せ、
言って聞かせてさせてみて、
褒めてあげれば、きっと大丈夫。
何か問題が起きたら、
一緒に対処すればいい。
ということを最近改めて思います。
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