世論の力

国のレベルは政治家のレベル。
政治家のレベルは国民のレベル。

最近の政治経済、少子化などの失敗、
失われた30年を振り返ると、
やっぱりそう思ってしまします。

福島原発の問題以来、再稼働に固執し、
自分達の既得権益や
メンツを重んじたばかりに
こんな電力高騰の事態に陥っています。

TVではウクライナの寒さは
こんなものではない、
と自分達の失敗を棚に上げ、
精神論を振りかざす人もいましたが、
いつの時代の話ですか、
と言いたくなります。

そもそもウクライナを支援している
北欧の国では、この数年で
太陽光発電を一般家庭に普及させ、
ロシアの天然ガスに頼らなくても
冬を越せる準備が出来たと言って
いました。
政策のレベル差があまりにも大きく、
愕然としてしまいました。

未だ異次元の少子化対策や
物価高騰に追いつかない低賃金問題、
それにまつわる円安、
軍備増強に増税、
リスキリニング発言、
外遊のお土産問題、
国民生活とかけ離れた感覚の
多くの発言。

かつて民主党が行おうとしていた
少子化対策を批判して、
今になって、ブーメランのように
我が身に降りかかっている自民党。

2010年のその時、
少しでも少子化対策が進んでいれば、
現在の状況も変わっていなのでは、
と思ってしまいます。

とは言え、
そのようなレベルの議員を
選んだのは私たち自身です。

タラレバを言っても始まりませんが、
少なくとも、10年後が同じように
ならないようにするには
どうしたら良いか、
今のうちから考え、
行動を始めなければなりません。

政治家のレベルを上げるのは、
世論の力です。
政治家のレベルは国民のレベルです。

まだまだ課題は山積です。
老後になっても
生活できない年金の問題や
宗教と政治、金の問題も
なぁなぁになってしまっています。

黙っていることが
品のいいことではありません。

おかしな事には、
もっとおかしいと言っていいし、
もっと怒っていいのです。

国民は貧しても自分達は潤う、
国民は貧してもオラが村は潤う、
国民は貧しても既得権益者は潤う、
国民は貧しても自分達の失敗は
認めず、結論を先伸ばしにする。

これが今までの日本です。
そんなおかしな国、政治に
声を上げる時代が来ています。

少なくともこれから先、
10年後の当事者は、
今動かないと同じ事を
繰り返してしまいます。

世論の力が政治家を変え、
国を変えます。

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