生き急ぐ事なかれ

「もしあなたが生き急いだなら、
 天国で穏やかに暮らしてください。
 でも、僕はどうしても
 寂しくて、悔しい。
 これからなのに、
 もっと生きてほしかった。」

これは神田沙也加さんに対する
宮本亜門さんの追悼コメントの抜粋です。

このコメントが報道された直後に
リニアモーターカーの
ニュースが流れていました。
生き急ぐの文字と
リニアモーターカーのスピードが
妙にリンクして目に飛び込んできました。

最近は芸能人でも、
三浦春馬さんや竹内結子さん、
そして今回神田沙也加さんと
若い方が亡くなっています。

児童生徒のいじめによる自殺者数も
増加しています。

原因はいろいろあるでしょうが、
便利な時代が
人を生き急がせているのではないか、
と思ってしまします。

何でも便利で早い方がいいという考えが
スロー=不便、
役に立たないという構図が
どこの業界、どこの仕事にも
出来ているのではないかと思います。

その結果、人間や自然環境が
人間自身の作り出す時代のスピードに
ついていけず、
軋轢(あつれき)を生んで
生き急がなければならない状況に
なっているのではないかと思います。

つまり人間が求めた便利さやスピードに
知らず知らずのうちに
私たちもみんな振り回されて
生き急いだ日常を送っている
のではないでしょうか?

もっと不便な自由もあっていい
と思いますし、
スローな時の流れの中で生活するのも
いいのではないかと思います。

ちょっとどこかでスローに
生きることを考えても
いいのかもしれません。

人間関係やいじめに悩んで、
学校に行きたくなければ
行かなくていいし、
スピードや成果、長時間残業で
仕事が嫌なら別の生きる方法を
探せばいいだけです。

人生80年とも100年とも
言われる中で、
人が一生の中で出来る事には
限りがあります。
急いでも急がなくても、
長い地球の歴史からみれば
たいした変わりはありません。

だったら自然の流れに沿った、
自分の生きたい生き方で
生きればいいと思います。

生き急ぐ世の中に、
例えついていけなくても
自分を責めたくていいと思います。

生きたい自分を生きることも
きっと
多様性の尊重なのだと思います。
きっと
生き急がなくていいのだと思います。


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