「できない」のではなく「わからない」
今回は、このテーマで書いてみたいと思います。
きっかけは仕事で、ある上司が若い部下に、
「あれほど言っただろう。今日までにやるって
言ったのに何で出来ていないんだ!」と
怒鳴っているのを見て、思い出しました。
で、正直なところ、仕事観として書こうか、
家庭観として書こうか迷いましたが、
今回はあえて子供を例にして「家庭観」で
書いてみたいと思います。
ただ、これは仕事に置き換えると、
上司と部下、先輩と後輩でも同じ事が
言えると思っています。
「人を育てる」ということにおいては、
会社だろうが家庭だろうが、考え方は
同じだと思います。
私は、よく子供に物事を教えるときには、
口で説明して、やり方を教えてあげたり、
一緒にやってみて教えてあげたりしてきました。
基本は「やってみせ、言って聞かせて」の
「人を育てる」に書いた
山本五十六さんの言葉の通りです。
ただ、子供っていうのは、いろいろで、
1回で出来たり、何回かやってみないと
覚えられなかったり、ですよね。
で、子供が大きくなってからわかったことですが、
できないのは、やらなかったのではなく、
わからないから、やることができなかった。
と言うのが正しいかもしれません。
子供がわからないのは「方法」と「やる意味」。
「なんでそんなこともできないんだぁー!」
となる前に、一度言う側も
ここを考えた方が良いと思います。
「あっ、そっか、そっか。やり方はわかったけど、
何でそんな事する必要があるのかわからなかったのか。
それはな・・・・」っていう感じのやり取りができると
いいなぁと思います。
人というのは不思議なもので、やる方法と目的が見えると
放っておいてもやります。
モチベーションが高まるとなお一層です。
人は褒められるとモチベーションが上がります。
身内であっても、いつも一緒に過ごしている同僚であっても
話してみると思っていることや
理解していることに違いがあります。
事前にどれだけこの差を埋めることができるか
っていうのが、大切だと思います。
まぁ、とは言え、これが絶対ではありません。
中にはわかっていても「面倒くさいなぁ」とか
目的にイマイチ納得できずに、のらりくらりという
場合もあるかもしれません。
思春期の場合、反抗期もあるかもしれません。
それはそれで、頭ごなしではなく、
何回も繰り返すしかないですが、
親子の日頃のこういうコミュニケーションが
いざという時の信頼関係に繋がるんでしょうね。
と、子供が成人してから思う今日この頃です。
「これからのあなた」たちの参考になれば、
なお幸いです。
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