これからのあなたへ 〜 仕事観01 〜

コロナ禍の中、これまでの働き方が
大きく、強制的に変わらざるを得なくなりました。

初回の今回は、これからの仕事観のうち、
旧世代の働き方をしてきた40代以上の人と
30代ぐらいまでの人との違いという部分から
書いてみたいと思います。

私たち、旧世代の人が社会に出始めた
昭和後半から平成の最初のころの時代は、
いわゆる「バブル時代」。

ドリンク剤を飲んででも、
24時間働くことをサラーリーマンの使命と感じ、
サービス残業、休日出勤は当たり前の世界で
それこそ家族や自分の健康を犠牲にして働く
ことが当たり前の世の中でした。

でもって、たまに休みが取れたら会社のゴルフ。
「しょうがいないんだよ。これも仕事だから。」
っていうセリフ、ドラマの世界だけじゃなく、
実際の話です。

その結果、私の先輩たちで
今まさに定年退職を迎えた人たちは
家族との関わりで大変苦労をしています。

これまで家族を放ったらかし、
定年になって、「今から家族との時間を…」
と言ってみても、家族からは「今さら…」
という状態で、旅行を計画しても断られ、
「お弁当作ってあげるから、スポーツジムでも
行ってきて。」とお願いされたとのこと。

中には60歳までは仕事一筋でやってきたから、
60歳以降は再雇用を希望せずに、
家族のために時間を使うといって、
60歳で亡くなってしまった先輩もいます。
これからと言っていた家族との時間はありませんでした。
とても仕事には厳しい方で、役員にまでなられた方でしたが、
旅立つ間際、ご自身の人生については、
どう思われたのだろう、と考えてしまいます。

これからの時代も、生活の糧である「お金」は
もちろん必要です。
でも稼いでくれば、それだけで良い
という時代ではなくなりました。

自分が人生の中で大切にしたいもの。
自分自身のこと、奥さんのこと、子供のこと。

いろいろあると思いますが、
これからは、「個」とか「自分」を中心に、
物やお金だけにとらわれない幸福(しあわせ)観が
働くという場面においても
大切になる時代だと思います。

これからの時代は特に、旧世代の先人、上司、先輩が
言うから「正しい」とは限らなくなると思っています。
ひょっとすると真逆の結果になるかもしれません。

まずはこの先「自分はどう生きるのか、どうしたいのか」
という意志をしっかり考え、持つことが
大切な時代になると思います。


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