将来を考える時
自分の将来を考えたことって
ありますか？
子供の時の将来の夢、
中学、高校、大学の時の
少し具体的になってきた夢、
就活している時の夢、
会社に入ってからの夢。
いつの時代の夢も
とても大切だと思います。
でも将来の夢が他人の強制力で
奪われることになったら、
どうしますか？
あるいは自分が考える夢と
違うものを目指さなければ
ならなくなったらどうしますか？
国を統制するトップ、
会社を統制するトップの独断で
自分の将来が壊されるかもしれない、
となった時、あなたはどうしますか？
昔、会社に入った時、
役員は目指したいな、とか、
上場企業だから
部長までは行きたいな、とか、
役職よりも、
こんな新規事業を立ち上げたいな、とか
同期入社のメンバーで、
そのような事を
話していたことがありました。
でも国が戦争を始めてその夢が
断ち切られたり、
会社のトップの一存で、
役職が無くなったり、
会社自体が身売りされてしまったり、
これまでの自分の時間を費やして
積み上げてきたものが一瞬にして
無くなることは、
今の時代でもあり得る話です。
これからのあなたたちが
その様な事態に見舞われそうな時、
大事にして欲しい事があります。
それは自分の命の時間を
これから先、どこに費やすか？
ということです。
その国やその会社、
そのトップに費やす価値があるのか
どうかということ、
そのトップを肥やすために
自分の命を削っていく価値が
あるのかどうか、
しっかり考えて下さい。
以前、仕事観11や仕事観14でも
記載しましたが、
費やす価値がない時ほど、
相手はそれまでの恩や義理を
持ち出します。
でもその恩や義理は労働の対価として
しっかりお返ししています。
これから先、見切りを付けるべき時が
来た時には、恩や義理、情に
流されることなく、
一度の自分の人生、
一度しかない自分の命の時間を
どの様に使うか、
しっかり判断できる価値観を
身につけて欲しいと思います。
いつの時代でも、幾つになっても
自分の将来は自分で考え、
自分の足で歩んでいきましょう。
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