心の豊かさとお金の話について
先日NHKのニュースで、ここ数十年の
世界の給与所得の年間推移が
出ていました。
ニュースの内容は、世界規模で
起きている物価上昇に対しての
生活への打撃についてでした。
何度かこのブログでもお話ししていた通り、
日本は、ここ数十年で給与所得が横ばいで
全然上がっていません。
日本では、お金の話をすると
「卑しい」とか、「みっともない」とか
そのようなイメージがあるため、
人前で話をすることはタブーとされてきました。
でもその結果、日本の給与水準は、
世界から大きく水をあけられ、
先進国の中でも最貧国と言われるような
位置づけになってしまいました。
実は先進国の中で、日本は貧しい国
なのです。
（国は国民から借金をしてお金持ちを
装っていますが。。。。）
税金で一時的に10万円などというバラマキに
目を眩まされてはいけません。
内部留保で企業がため込んだ剰余金を
所得分配しなければ、
所得格差はもっと広がり、
もっと貧しい国になってしまします。
これからのあなたたちには、
もっとお金の勉強が必要ですし、
世界で行われている金融教育についても
知って欲しいと思います。
世界や国のマクロ経済の根本は
私たち個人のミクロ経済なのです。
つまり個人の経済が豊かではないのに
日本の経済は豊かにはなりません。
一部の富裕層だけが潤ってきたツケが
今、回ってきているのです。
お金の話をすること、お金を増やすことは
決して卑しい話ではありません。
むしろ自分の仕事のモチベーションや
成長の証にもなります。
収入を増やすことは、
仕事の成果、出来栄えや
評価、自己成長、といった
自分の価値観の一つにもなるのです。
だからきちんと成長や成果に応じた対価を、
私たち日本人も受け取るべきなのです。
お金を持っている人は、
幸せはお金では買えないと言うけれど、
それは「お金がない」という
苦労をしたことがない人のだけの
理論です。
家族で旅行に行けないより、
行けた方が幸せ。
家族で美味しいものを食べられないより、
食べられた方が幸せ。
家族がお金を理由にやりたい事を制限されるより
やりたい事をやれる方が幸せ。
お金に困ったことがない人たちは言います。
「世界にはもっと貧しい人がいる」
それも事実です。
でもお金で買える幸せもあるのです。
自分や家族がやりたい事をやれるだけの収入があり、
家族とともに生活できる事が基本だと思います。
その中にはお金で買えない幸せもあります。
お金で買える幸せとお金で買えない幸せの
両方があっての日々の積み重ね。
きっとこれが心豊かに生きることに
つながるのではないかなぁ、思います。
お金だけでは心豊かに生きられませんが、
心豊かに生きるためのお金も必要です。
あなたのお金に対する価値観とは？
やっぱりお金の話は卑しいことでしょうか?
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