大雪も災害

今年のクリスマス寒波は
全国各地で大変な災害となっています。
各地で停電が発生し、
とんでもないことになっています。

その前の18日19日の時も、
また交通障害が発生し、
主要道路が通行止めになりました。

数年に一度、この様なことが
各地で発生していますが、
いつも不思議に思います。

雨や川の氾濫、泥流など、
水や泥が30cmもあれば
普通、車を運転する人は進入しません。
でも雪だと何故進んでいくのだろう?と。

ましてや雪は雨のように、
すぐには無くなりません。
時間の経過とともに
増えることを想定せず、
いつも手遅れになってからの対処に
なっています。

雪国に住んでいる人さえ、
雪の恐ろしさを軽んじているように
思います。
雪国だから、大丈夫。
都会とは違い、慣れているから
これぐらいなら大丈夫。
ここは雪が多くても、
あっちは大丈夫だろう。

災害対策の基本は、
まず人の命が優先です。
企業活動や経済活動は、その次です。

結果的に大したことが無くても
予報で災害級と報道されたら、
まず命です。
雨や雪、地震に川の氾濫など
それぞれに応じた災害対策が
あるように。雪には雪の災害準備が
あります。

大雪の時は、命を守るため、
気象庁が不要不急の外出制限を出したら
外に出なくても良いように
食料や暖を取る準備を行い、
万が一の停電にも備えが必要です。

会社も学校もそれに準じる。
それが災害対策の第一歩だと思います。

不要不急の外出も定義がありません。
皆んなが普通通り活動しようとするから
今回の大雪では救急車も立ち往生が
ありました。

除雪が速やかにできるよう、
行政の災害担当、除雪、警察、
消防、救急、医療従事者、
介護、福祉関係者以外は、
地域復旧のために除雪を行い、
上記の人たちの活動を妨げないように
するのが大雪災害での対応だと思います。
結果的にその方が、経済損失も
少なくなるはずです。

不要不急の外出制限ではなく、
上記のような活動対象者以外は
外出禁止とすべきだと思います。

何故か大雪だけが、
甘くみられている様に感じるのは
私だけでしょうか?

雪国根性で無理をするより、
雪を恐れて、災難をやり過ごす事も
勇気だと思います。

命あってこそ、です。

最後に地元のニュースキャスターが
素晴らしい一言を言っていました。
「良い子の皆さん、この大雪で
 サンタクロースの到着が
 遅れるかもしれません。
 クリスマスに間に合わなくても
 待っていて下さいね。」

大人の私たちこそ、この考えが
必要かもしれません。


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