仕舞い方 〜第1章 人生半ばで〜

このような事を最初に考え始めたのは、
50歳になった時からでした。

人生80年時代とか100年時代と
言われるようになったものの、
会社の定年は60歳のままです。
それ以降は再雇用で1年更新で
65歳まで働けはするものの、
仮に年金が65歳で貰えるとして
このままの流れで進んでいいのか、
疑問に感じました。

またこの年に74歳で母が、
その4年後には父が他界し、
いよいよ順番で行くと、その次は
自分だという思いも出てきました。

残りの人生が、20年なのか、
30年なのか、誰にも分かることでは
ありませんが、そう思った時に、
プロローグで書いたような
思いが、色々と頭をよぎりました。

定年再雇用で働いている先輩やOBの
話を聞いても、積極的に
同じような経験をしたいとは
思いませんし、先輩からは、
「60歳過ぎたら仕事は、なかなか
見つからないけど、60歳前なら、
何とでもなるよ」とか、
「60歳から65歳の
年金をもらうまでの期間が、一番
微妙な仕事しかない」など
色々お話を聞きました。

そうなってくると、
60歳になってから、
「さぁ、これから先どうしよう」
では選択肢は狭まるだけで、
生きたいように生きていくのも
難しくなってくるのだと
実感しました。

では何から始めよう?

ということからスタートしました。


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