これからのあなたへ 〜仕事観12〜

昨日、3月8日は国際女性デー。

という事で、最近良く耳にする
ダイバーシティー&インクルージョン
(通称:D&I)
という言葉について触れたいみたい
と思います。

以前もこの内容は触れたと思ますが、
再度お伝えしたいと思います。

これは簡単に言うと
多様性を受け入れて、
みんなが働きやすい職場環境を
つくっていきましょう、
というものです。

性別や障害、国籍、考え方、
マイノリティーもマジョリティも
関係なく活躍できる社会へ、
という概念です。

最近ではD&Iという言葉だけが
独り歩きし、某首相の女性活躍推進
という政策の下、
女性が働ける環境ばかりが
取り上げられています。


私の会社でも、
ほぼ女性を中心とした
働き方改革になりつつあります。

国際女性デーに合わせて、
うちの社内では、
女性の就業環境についての
通達が出ていました。

が、最近では女性管理職が
毎日夜遅くまで働き、円形脱毛に
なった人がいます。
また障害者雇用は法定雇用率を
下回り、せっかく雇った人達も
辞めていきます。
男性の育児休暇取得も
僅かに事例はありますが、
全然進みません。

女性も障害者も、これまで一般男性が
働いてきた働き方を根性で継承する事が
働き方改革ではありません。
朝早くから深夜まで、
仕事だけに打ち込んでもらうことが
D&Iではありません。

仕事も男性女性分け隔てなく、
でも家事も育児も分け隔てなく、
男性がもっと協力できる体制にしたり、
障害者の仕事に対してのサポートや
勤務体制などを整えないから、
結局「昔はこうだった」という
精神論、根性論の働き方に
なってしまいます。

これからのあなたたちには、
言葉の意味と目的をしっかりと
理解していただき、
D&Iがどうのこうのではなく、
自分の価値観を大事に過ごして
頂きたいなぁ、と思います。

中には仕事命の人もいるでしょうし、
ワーク&ライフバランスを重視して、
平日でも趣味や遊び、飲み会に
時間を使いたい人もいるでしょう。

こういった特段、何かの事情が無くても
その人その人の考えには、
いろいろな多様性があります。

それらを受け入れて、みんなが
働き易くなる環境を作っていくことが
多様性の尊重、D&Iです。

「昔はこうだった」に対しては、
キチンと自分はこうしたいと
伝えられる環境づくりが、
今の日本にはとても急務だと感じます。

昔、吉田拓郎さんという
カリスマミュージシャンの
(若い人は知らないと思いますが、、)
「新しい船を動かすのは、
   古い水夫じゃないだろう」という
アルバムがありました。

同じように、新しい日本を動かすのは
古い日本人じゃないですよね。


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