命あってこそ

先週末に会社の役員の方が
心筋梗塞で緊急入院されました。
幸い命に別状はなく、
1カ月ほどの入院で済むそうです。

2年前には別の部長が
同様の心筋梗塞で入院されました。
この人も命には別条なく、
今は役員として仕事をされています。

以前のブログにも書きましたが
私の上司や他の役員でも55歳で
ガンを患い60歳で亡くなられた方が
お二人います。

会社は言います。
「100時間を超える長時間残業も
　家族主義的にみんなで支え合ったから
　困難を克服して乗り越えられた。
　ありがとうございました。」
「みんなの会社やお客様を思う使命感が
　あったからこそです。」
「これか数年かけて年間残業時間を
　360時間以内にしていきます。
　今期もみんなで頑張りましょう！」

えっ、数年も違法状態を続けるって
宣言しても大丈夫ですか？

役員のみなさん、法律知っていますか？

命の危険に関わると認定された
単月100時間を超える残業を半年も続け、
命の時間を削って、
あなたは何を守りますか？

美味しい料理を食べられるのも
美しい桜が見られるのも
楽しい旅行に行けるのも
全ては命があってこそ。

そして「そのうち」、「いつか」は
出来る保証がありません。

大切なのは「今」。

学校でも会社でも、
勉強でも仕事でも
自分の命を犠牲にして
誰が幸せになりますか？

時間管理は命の管理。

命あってこそです。

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