池江璃花子さんと五輪切符

「因果応報」

先日からの水泳 池江璃花子さんの活躍を見て、
こんな言葉が頭に浮かんだ。

ものごとの結果には必ず原因があり、
それに応じた報いがある。

池江璃花子さんは東京五輪出場の切符を手に入れた。

病気をせず、練習に励んでも、
とてつもなく難しい五輪出場を、
白血病という大病を克服しての結果だ。

テレビで退院直後の映像が流れていたが、
筋肉も落ち、とても体が細くなっていた。
病気前の状態にはまだまだ追いついていないと
思うが、それでもよく1年と言う短期間で
ここまで調整できたものだと思う。

実際のレースで、ここまでの結果を出すには、
私たちが想像できないほどの
練習を積み重ねてきただろうし、
辛い思いやこれまで出来ていたことが
出来ない歯がゆさなど、
大変な葛藤もあっただろう思う。
とても私が1行、2行で表現し尽せるものではない。

私たちの知らない努力の結果が、
その報いとして「五輪出場」という
結果で現れたのだと思う。

彼女自身もレース直後のインタビューで答えていた。
「報われない努力はない」

行動で示した人の大変重みのある言葉だと思う。

これも昔から言われていること。

今の結果は過去の自分の行い。
今の行いは未来の自分。

「今」という一瞬一瞬、刻まれている命の時間、
未来の自分につながっている。


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