うんざり

最近は物価高騰が続き、
テレビやニュースで節約術の報道を
よく見かけます。

食品、料理の節約術、
コスパの良い外食、
コスパの良い旅行、
ガソリン節約術などなど。

これらの報道が流れると、
もううんざりです。。。

これでは、まるで戦時中の
「欲しがりません。勝つまでは！」
と同じではありませんか？

なぜ収入アップ術は考えないのでしょう？
副業や転職、
方法は色々あると思います。

先日、雇用の確保を目指した
百貨店のストライキも
一つの方法だと思います。

日本全国に広がっている労働組合は
何をやっているのか、と思います。
こんなに労働者側が買い叩かれて
疲弊しているのに、
いつになったら動くのですか、
いつまで労使協調路線などと
お花畑感覚で労働組合を
運営しているのですか？
会社が厳しくなれば、先日の百貨店と
同じ様に、労働者は切り捨てられます。

労働者一人ひとりをとってみても
なんで怒らないのでしょうか？
自分がこれまで積み上げてきた
知識や経験は価値あるもののはずです。
給料が上がらないのなら
上げてくれと言えばいいのです。
上がらなければ、
その技能を評価してくれる会社に
転職すれば良いのです。

でも、
決して自分の価値を
安売りしてはいけません。

自分の価値を自分で認めていなければ
他人が認めてくれるはずがありません。

今、仕事と収入があるうちに
黙々と転職活動をすればいいのです。

物価上昇で、
我慢して節約する経済は
デフレに陥ります。

だからこそ稼いで
物価が上昇しても
相応の生活をする、
というのが健全な経済のあり方だと
私は思います。

いぜん、デフレの時だって、
企業はタンマリと内部留保を
積み重ねていたのですから
本当は、もっと賃金に
反映させられるのです。

メディアの皆さん、
節約術はいい加減にしないと
デフレスパイラルを助長するだけです。

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