人手不足と言うけれど 01

最初に、これまでの
「仕事の仕舞い方考」の名称を
変えました。

今後、「キャリアの活かし方」として
これまで書いていた
今の会社での仕事の仕舞い方や
転職活動や自分の知識、経験の活かし方、
そしてキャリアコンサルタント目線での
キャリア形成などを
書いていこうと思います。

これから人手不足がドンドン進む中で
いつまでも国や企業主導の
就職、転職活動をしていても
採用する側や国の制度が変わらない限り、
私たちのキャリアを本当に活かす働き方は
できないと思ったからです。

かく言う私も転職活動中ですが、
その中で感じたのは、以前として
年齢重視で個人の能力、
これまで積み上げてきたキャリア
とはかけ離れた採用活動を
行なっている会社が多い、
と言うことです。

まず個人が身につけたキャリアを
何だと思っているのか、と思うぐらい
当たり前のようにぞんざいに扱います。

国が言っている、
・女性活躍
・就職氷河期応援
・シニア活用（人生100年時代）
などを考慮した採用は、
ハローワークのポスターで
見た程度の実態です。

要は、「言って終わり」、
「ポスター作って終わり」、
「貼って終わり」で、
やった風だけ醸し出してるだけ
なのです。

で、企業の採用実体は、
以前年齢ありき、で履歴書送付だけで
不採用を通知される会社が
とても多く存在します。
私の場合、理由は、
年齢45歳まで、とか55歳まで
などという理由がほとんど、
いや、全てです。

あなたの会社が希望するのは
若い人ですか？
その職務をこなせる人ですか？
と問いたいところですが、
企業とすれば、
若くて、その職務を遂行できる人、
と言う都合の良い答えなのでしょう。

少子高齢化に伴い、人手不足が進む中、
国も企業も旧態依然としたシステムで
労働人口を増やそうなど、
到底無理な話です。

ただ、中には
今後の人手不足を早々に察知して
「良い人材がいれば、」と言うことで
通年の期中採用を、
社長自ら行なっている会社もあります。

私たち労働する側も、
単に転職サイトなどで
闇雲に応募するのではなく、
しっかりとした情報収集をするべき
だと感じました。

これからの風の時代の価値観は
目に見えないものの価値に重きが
置かれるようになって行きます。

個人の能力も同じです。

都合の良い、きれい事ばかり
言っている国や企業に
振り回される事なく、
自分の価値を認めてくれる会社で
働くべきだと思います。

私自身も、
自分の価値を評価してくれ、
必要される会社に行きたいと思います。

きっとこの先、人の事を
年齢や性別を中心に、
「労働力」
としか見ていない企業は淘汰され、
きちんと人を見て、
「人の価値」
を見出し、活かせる企業が
残っていく時代なのだと思います。

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