人材育成について
先日、人は国力、ということを
このブログでも書きましたが、
首相のリスキリニング発言の
特集番組で、人材育成の事を
取り上げていました。
ざっくり言うと、日本は人材投資費用が
先進諸外国と比べ、著しく低い額でした。
先日のブログの通り、
消費財、コストとして人を捉える為、
そこへ費やすお金は微々たるもの、
という内容でした。
しかも教育の行い方にしても
OFF-JT(職場外での教育)は
費用が高いので、
OJT(職場内での教育)
中心という事です。
本来、人はコストではなく、
財産、資産です。
これでは人は育ちません。
また、社内の研修ではスキルよりも
創業者の経営哲学や理念が中心に
行われているところが多く、
モラルやスローガンを通り越して、
価値観の押し付けや酷いところでは
思想教育に近い研修などもあります。
私の会社もそうでした。
このような社内システムでは、
いくら勉強しても
外では通用しません。
一部のカリスマ的な経営者の哲学からは
学ぶことも多いでしょうが、
自分の会社に適合できず、
借りてきた言葉でしか
語れないということであれば、
学びどころか、ただの洗脳、
価値観の押し付けです。
今の日本や企業の学びは
学びでのようで学びではありません。
これからの時代は本当の意味での
リスキリニングが必要になっていきます。
それこそ風の時代の
「価値」そのものです。
話がそれましたが、先ほどの
番組の人材投資費用の国際比較では
日本は桁違いに低い現状です。
文字通り桁が違うのです。
私たちはコストではありません。
消費財でもありません。
自分自身の育成も人任せにせず、
自分で成長し、キャリアを積み上げていく
という意識を持たなければならないと
思います。
自分が素晴らしい人生を歩みたければ、
自分を育成、成長させることを
人任せにしてはいけません。
ここが肝なのです。
ただ企業も国もあえて学びの時間を
取らせないようにしているのでは、
と思える節も多々ありますが、
自分の人生の選択は
自分の責任であり、
自分の権利です。
できない理由をあげつらい、
国や企業、学校などのせいにしても
何も変わりません。
今自分ができる事。
命の時間は有意義に使いたいものです。
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