誰ひとり取り残さない

誰ひとり取り残さない、というフレーズ、
聞いたことがある人も多いと思いますが、
SDG’sの2030年までに達成する
17の目標に対するフレーズです。

以前、消えた働き方改革①という
内容を掲載してから、
しばらく間が開きました。

働き方改革を考え直す前に、
現在、この国の数字的な状況を
見たくなり、調べてみました。

日本の障害者数は、
身体障害者 436万人
知的障害者 109万人
精神障害者 419万人で
合計 964万人です。

引きこもり者数は(労働人口ベース)、
15歳〜39歳で 54万人
40歳〜64歳で 61万人

日本での雇用される人口(役員除く)
 5660万人
そのうち非正規雇用者 2165万人
この国ではなんと従業者の38%もの人が
非正規雇用という実態です。

法律では公的機関や民間企業に対して、
障害者の雇用率を定めていますが、
民間で2.3%、その達成率は約47%
という実態です。

日本全体の障害者数は全体で
964万人なので、
そのうち2.3%を達成しても22万人。
達成率が47%ということは
雇用されている人は、
わずか10万人ということになります。

日本の子供の6人に1人は貧困家庭と
言われ、全国に子供食堂が数千カ所と
出来ていますが、
なぜ、そのような事態になっているのか、
正規雇用で働く事が
できれば解決できるのではないか、
いろいろと疑問に思う事があります。

今回調べた他にも、
社会的弱者と言われる方は
他にも多数います。

誰一人取り残さなという前に
実は取り残すことを許してしまっている
制度、しくみがある、という
事実認識が大事だと思います。

日本は先進国の中では貧しい国ですが、
まず足元の取り残しについても
政府、民間企業、国民、
みんなが考えていかなければなりません。

国づくりは
国を支える国民の幸せがあってこそ、
だと私は思います。


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