労働は美徳か悪か?
以前読んだビジネス書では、
西洋の考え方では労働は悪、
東洋の考えでは美徳だと
書いてある書物がありました。
西洋では神の教えに背いた
アダムとイブが
原罪として死や労働を
背負うことになったという教えから、
労働は悪として考えられる風潮が
強いと言っていました。
また東洋では働くことで知識や人格を
身につける、いわゆる修行的な考えから、
一所懸命働くことを美徳として
捉える風潮が強いそうです。
ただ労働そのものが美徳とか悪ではなく、
以前も仕事観03でもお話ししたように、
経営者の労働に対する意識によって
悪にも美徳にもなるものだと思います。
誰しも健康に生き、
楽しく働き、
おいしいものを食べ、
家族や友人と旅行に行ったり
レジャーを楽しむことは
悪とは感じないでしょう。
ただそれすらも出来ないような
低賃金や休日も与えず働く環境を
働く立場から見れば「悪」、
そうしてでも働かせたい立場から
見れば「美徳」としたいのでしょう。
という事は、所詮、人間の都合に
よる基準でしかないのです。
労働そのものに、悪だの美徳だの
そういった価値はなく、
働く、働かせる人間の価値で
捉えているだけのことです。
大事なのは、自分が意志をもって働き、
その人生を「良し」と
思える生き方だと思います。
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