誕生日と命日と

今月は自分の誕生日と父親の命日が
ある月でした。

誕生日になると思い出す言葉が
あるのですが、
確か薬師寺のお坊さんの言葉だったと
思います。

「誕生日とは、母親が命をかけて
　自分を生んでくれた
　人生最大の苦難の日。
　お祝いやプレゼントも結構だが、
　命をかけてこの世に生んでくれた
　母親に感謝しなさい」と。

20年以上前に読んだ本に書いて
あったのですが、それ以来、
毎年思い出します。
今でこそ、医療技術が進んで、
昔ほど母子の健康状態に
関わるような危険は減ったとは言え、
それでも母親の命懸け、苦難は
変わりません。

母親の生前は照れ臭くて
１回か２回しか言えませんでしたが、
今月は父親の命日でもあったので、
お墓参りに行って、母親だけでなく、
両親に感謝の気持ちを伝えてきました。

口にすべき言葉と飲み込む言葉。

以前、グランマの憂鬱という番組で
言っていたことですが、
口にすべき言葉は、
言うべき時に言う。
飲み込んではいけない。
逆に言ってはならないことは、
口にせずに飲み込むもんだ、と。

照れ臭い気持ちを理由に
言うべき言葉を飲み込んでは
いけない、と反省しました。
　
何度かここでも書きましたが、
「ありがとう」と
「ごめんなさい」。
この二つは照れ臭さやバツの悪さを
理由に飲み込んではいけませんね。

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