言葉が言葉たる所以(ゆえん)

人の心を種とする言霊の木に
          生い茂る言の葉

以前「言葉の力」というタイトルで
言葉の語源について
いろいろ所感を述べました。

この言葉というものは
不思議なもので、
言霊と言われるように、
心にある通りの言葉を
発することにより物事が
その通りに進んでいきます。

このことは自分だけではなく、
周囲の人にも良い事も悪い事も
影響を与えていきます。

例えば、
毎日毎日会社や学校で
罵詈雑言(ばりぞうごん)ばかりを
発している人がいると、
周囲の人達も、自然と同じような
言葉を発してしまったり、
あるいはその言葉によって
自分が言われているわけではないのに
心が病んでしまったり、
ということが多々あります。

人の心を種とする言霊の木に
          生い茂る言の葉

とあるように、心から通じた言霊、
すなわち自分の思いひとつから
たくさんの枝、葉っぱを通じて
広がっていきます。
「言」は「葉」のように
広がっていくのです。

自分だけではなく、葉っぱは
たくさんの場所に飛んでも行きます。
実を着ければ種も出来ます。
そして種も飛んでいきます。

つまり、いろいろな所に
影響が広がるということです。

そう思うと普段から使う言葉にも
気をつけたいものです。

一度放たれた言葉は、
相手に届いた以上、
消せるものではありません。

場の空気が悪いと思った時や
何となく居心地が悪いと思う時など
その場にいる人達が
普段使っている言葉に問題がある事も
多くあります。

心の種の広がりは、
言の葉となって大きく広がります。

そう思うと普段から
雑草が生えてくるような心で、
雑草のような
言の葉を育てるのではなく、
心の手入れをキチンとして、
エネルギーに満ちた
綺麗な言葉を使いたいものです。


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