聞く力

聞く力。
言わずと知れた誰かのオハコです。

先日、この方が２回目の震災被害地に
視察に訪れた時のこと。

被害者からは、
「パフォーマンスはもういいから
早く仮設住宅を増やしてほしい。」

「聞く力より行動力を示して欲しい。」
と言われていたと新聞に出ていました。

ここについては県知事も一緒です。

聞いたからには次に繋がらないと
意味がありません。
つまり聞くという事には
聞いた責任が生まれます。

それなりの立場の人が聞けば
尚更です。

いつまで聞くだけで終わらせるのか？

この人には聞くだけで
その後の説明責任も任命責任も
震災の復旧復興の責任も
果たす気は無いようです。

これからのあなた達に伝えたいのは、
これから先、いろいろな事を見聞き
するでしょうが、大事な事ほど、
見た責任、聞いた責任が、
受けた方にも発生するという事です。

自分が何も出来ないと感じるなら、
安易に足を踏み込むべきでは無い、
という事もあるという事です。

この方のやっている事が
被災者に見透かされているように
中途半端はただのパフォーマンス
にしか映らないのです。

聞いた責任、見た責任。
その後があってこその
聞く力、見る力なのだと思います。