桜咲く

ようやく雪国でも、
桜が咲きました。
まだ6、7分というところでしょうか。

「桜咲く」

よくおめでたい事の報告に
使われる言葉です。

元々は、『サクラサク」という
カタカナで使われていました。

昭和の初めに
電報が一般にも使われるようになり、
大学の合格、不合格を知らせる
言葉として使われたそうです。

短文で、しかも確実に伝わる内容で、
ということで、
この言葉になったそうです。

ダイレクトに
「ゴウカク」、「フゴウカク」
とせずに、
言葉に感情も含めて表現するところが
日本人らしいなぁ、と思います。

4月はいろいろな門出を迎える人が
たくさんいると思いますが、
おめでたい事の象徴の言葉を聞くと、
何かしら
力が湧いてくるような気がします。

桜咲く

冬を越えれば桜は咲きます。

どんな境遇でも、
冬を越えれば、
私を含めて、どんな人にも
きっと花は咲き、そのあとは
青々とした葉を
茂らせてくれる事でしょう。

今日の桜は、
そう教えてくれた気がします。

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