山の頂きを示す

人を育てるとき、私が大切にしているもう一つの事。

山の頂き(到達点)を示してあげるという事。

1年先、3年先、5年先の自分の姿を
刻んでも良いからイメージできるようにする。

今から登る山がどんな山なのか、雲で頂上が見えなければ
どの様なペースで、どの様に登っていけばよいか、
ピクニックレベルか本格登山か判断できない。

まず登る山のレベルと頂点を明確にすることで
今から何をして、どのぐらい大変かがわかるようになる。
漠然と「今から登る山は大変なんだろうなー」では
できるかできないか、不安も漠然としてしまう。

同じ大変でも、大変さをわかるようにすることで
解決策も明確になる。

成長の度合いも、
今、自分が五合目にいるのか八合目にいるのか
がわかるようになる。

まず最初にやってみせ、いつの時点で
何処まで出来るようなるかを示してあげる。
そして出来たら、きちんと褒めて、一緒に喜ぶ。

育てる方も育ってくれた姿をみると嬉しい。
育てる方にも育ってくれるビジョンが必要ってことだな。

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