先日、テレビを見ていたら、
規格外の野菜を取り扱っている番組をやっていた。
規格外というだけで捨ててしまわれている野菜。
それを廃棄せずに販売している人が取り上げられていた。
見た目以外は何も変わらない。
見た目や大きさが違うというだけで廃棄され、
見た目も大きさも同じものだけが良しとされ、
世の中に出回っている。
人間も同じで、多様性の尊重と言うと
聞こえはいいけど、「他と違う」ということが
本当に受け入れられる制度や教育、社会になっているのか、
こういう番組をみると疑問に思うことがある。
人はみんな、顔も違うし、考えていることも違う。
性格も違うし、やりたいことも違う。
だけど他と違うことで受け入れらないという現実も
まだまだ多いように感じる。
学校に行っているとかいないとか、
定職についているとかいないとか、
ものごとが長続きするとかしないとか、
人見知りするとかしないとか、
人とうまく話せるとか話せないとか、
手が器用だとか不器用だとか、
要領がいいとか悪いとか、
行動が早いとか遅いとか。
言ってみれば規格も誰かが決めた基準。
人と違ったっていい。
規格外でいい。
だって社会ってそういう人の集まりなんだから。
だってそれがあなたなんだから。
だってそれが自分なんだから。
みんな同じように見えるのは、
みんな違っていないように見せているだけ。
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