以前、物差しは自分、
という内容を書いた事があります。
先日、学校や会社での競争社会の現状や
いじめや不登校増加の
ニュースを見て思い出しました。
世の中、人と比較するから
おかしなことがたくさん出てきます。
私はこんなに優秀な成績をとった。
私はこんなに良い大学に入った。
私はこんなに有名な会社に入った。
それが自分の価値観なのであれば
それはそれで自分の中では
良い事なのでしょう。
でも世の中の風潮がそうだから、とか
親や先生がそう言ったから、
では、いつも他人との比較の人生に
なってしまいます。
最初に言ったように、
他人と比較するからおかしなことに
なります。
自分の価値観なら自分でOKを
出してあげればいいだけなのです。
一方、
目的がなく、一番をとる事や
偏差値の高い学校に入るとか、
倍率の高い会社に入るという事だけを
追いかけてきた人は、
人と比較して、
人より上に行くことだけが
価値になってしまいます。
だから勝ち組とか負け組という
概念が出てきてしまいます。
だからマウントを取ってみたり
誹謗中傷して人をおとしめる人が
出てきてしまします。
でも大切なのは、自分は自分、
だという事です。
例えば、
高級ブランドバッグが好きな人から見れば
喉から手が出るほど欲しい高級品も
全く興味のない人から見れば
値段の高い、ただのバッグです。
牛肉の好きな人から見れば、
松坂牛A5ランクは一番美味しいと
思えても、
牛肉嫌いの人から見れば
自分は食べたくない、ただの肉です。
どちらも興味のない人には
どうでも良いことなのです。
そして、それが手に入ったから勝ちとか
手に入らないから負けではないのです。
大多数の、一般的な人が良い、
と言っていることが
正解ではないのです。
自分のものさしで見て
それは自分にとって
価値があるものなのか、
ないものなのか、
それが自分の価値の基準、価値観です。
心理学の言葉で、
問題、課題解決の答えは
自分の中にある。
答えは自分が知っている。
という言葉があります。
それが大事なのか、
それをやりたいのか
それが好きなのか、
嫌いなのか、
自分のものさしの軸を決めるのは
自分でしかないのです。
その価値の基準を決めるのは
自分自身です。
価値観の答えも
自分自身の中にあるのです。
風の時代は、
自分のものさし基準で判断することが
自分の幸せに繋がってくのだろう
と思います。
いたずらに競争したり、
勝ちだの負けだのいう前に、
自分のものさしで身の回りを
測ってみるのが大事だと思います。
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