勝ち組と負け組
先日、ネットで
「人生半ばで、負け組」
という40歳代後半で、
ハラスメントで会社を辞めた人の
記事が出ていました。
でも所詮、ハラスメントが横行する
ブラックな企業です。
それは負けなのかなぁ、と思い、
勝ち組、負け組という言葉を
久しぶりに見て、ちょっと感じたことを
今日はお伝えします。
以前、今から始まる風の時代になると
価値観が大きく変わってくることを
お伝えしました。
その様な時代における
人生の勝ち負けって
一体何なんでしょうか？
これまでの物質的価値、金銭的価値を
優先し、職という面で見ると、
勝ち組は、定職についている人
負け組は、派遣社員やリストラされた人。
会社の中で見てみると、
勝ち組は出世した人、給料の多い人、
負け組は出世できない人、
給料も上がらない人。
社会全般で見ると
お金を持っている人、
社会的地位のある人が勝ち組で
そうでない人は負け組。
という事でしょうか？
たったこれだけのことで、
長い人生の勝ち負けなんて、
私は決まらないと思います。
出世しても家族バラバラで
居場所が会社の中にしかないかも
しれません。
お金を持っていても、
食事はいつも寂しく一人で
食べているかもしれません。
物は持っていても、
心は満たされていないかもしれません。
結局、人生の勝ち負けというよりは、
自分がどの様な人生を送りたいか、
そして、人生の終焉を迎える時、
「いい人生だった」と
笑っていられれば、
それで良いのではないかと思います。
先程の勝ち組のような人が
他人にマウントして偉ぶってみても
マウントされた側に、
そうなりたいという
気持ちが無ければ、
その人は勝ちでも何でもありません。
風の時代は、幸せとか知識と情報とか
目に見えないものの価値が重要になると
以前お伝えしました。
勝ち組、負け組という前に
自分の大事な価値を大切に生きる、
こういうことを考えてみることが
大切だと思います。
この話題も価値観には
非常に大切だと思いますので、
次回もこの続きを
少しお伝えしたいと思います。
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