自分の軸
コロナ禍で先行き不透明な中、
会社や自分はこの先どうなっていくのか？
そのような不安を持っている人は
多いのではないでしょうか？
京王線の通り魔 放火事件や
愛知の中学生刺殺事件などのように
不安な先行きばかりしか見えずに
自暴自棄になっての犯罪も多いように
感じます。
若者ばかりでなく、年配者も
年金や老後資金は2000万円が必要とか、
介護費用や施設入居の問題、
追い打ちをかけるように、将来の安全より、
不安を大きくするような情報ばかりが
伝わってきます。
でも、これからの皆さんには
知っておいてもらいたい事があります。
まず、いつの時代も先行きは見通せない、
不確実なものであるということ。
ここ約2年間、コロナ禍における世間の
変わりようや先行きの不透明感など
元に戻る事はないと、今更のように
言われていますが、いつの時代も同じなのです。
私が社会人になった直後、バブル経済が崩壊し、
それまでの金銭感覚とは違う価値観が
必要になりました。
バブルに踊らされた人達の中には、
しばらくバブルの再来を
願っている人もいましたが、
結局元には戻りませんでした。
その約9年後、リーマンショックが起こり、
世界的な不況に陥り、日本では就職氷河期と
言われる時代になりました。
それから数十年がたち、失われた10年とか
失われた20年と当時を振り返りますが、
その時の傷跡は新規採用で就職できなかった
世代は、今でもずっと引きずっています。
一つ確かなことは、前と同じ状態には
戻らないという事です。
恐らく今回のコロナ終息後もそうなるでしょう。
大切なことは不確実で、不安定な
先を見通せない、時代に
踊らされるのではなく、
時代がブレても、自分はブレない
しっかりとした軸を持つことです。
その軸とは、
「信念」と「価値観」です。
毎日を過ごす中で、
自分が一番大事にしたい考え方、
自分が一番大切にしたい人、
仕事において大事にしたい事、
その「価値観」こそが、
自分の「幸せ観」、
「家庭観」、「仕事観」であり、
「人生観」になります。
その人生観は、時とともに
変わるかもしれません。
環境が変われば価値観も変わります。
そして自分が大切にしている
思いを信じる事。
これが「信念」です。
コロナの感染が拡大しようが、
会社が傾こうが、
世の中が不景気であろうが、
軸をブラさずに生きること。
やってみると難しいけど、
大切なことだと思います。
（偉そうに書いていますが、自分も
不安に押し潰されそうになったり、
大切な思いを忘れかけていたり、
揺さぶられてばかりですｗｗ）
人を信じることも大切ですが、
まずは自分自身を信じましょう！
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