「正しい」の基準

先日の風の時代の番外編を
まとめているうちに、
今の世の中での、「正しい」という
基準について考えさせられました。

社会人になったとき、先輩から
言われたことの１つに、
自分の行動の判断基準に迷ったら、
「人として何が正しいかを考える事」と
言われた事があります。

先日の勝ち組、負け組の話では
ありませんが、力を誇示して
マウントを取り、勝ち負けを決めたり、

違法な長時間残業をしても
力のある人の意見に
従わざるを得なかったり、

学校のいじめ問題にしても、
学校の不都合な事実隠しが
優先されてしまったり、

森、加計、桜の問題も
力に忖度した結果、
うやむやになったままです。

私は勧善懲悪、
強きをくじき、弱きを助けるといった
価値観が好きですが、
現状を見ていると、
世の中の判断基準も
変化しているのだろうか、と思います。

価値観も人それぞれなので、
中には、
力こそ正義、という人もいますし、
ことわざにもある
「勝てば官軍、負ければ賊軍」
という価値観の人もいると思います。

ただ、
ただ、
思うのは、

会社でも、社会でも、政治でも
その価値観で酷い思いをする人が
出ない事を望みます。

その人にとって、

「人として何が正しい事なのか」

という事は改めて大事にして欲しい
ものだと思います。

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