先日のテレビで、賃金と経済問題を
議論している番組がありました。
賃上げ出来ない中小企業を題材に
ある元政治家は、
「中小企業が日本経済の足を
引っ張っている」
と発言しており、とても違和感を
感じました。
特に下町の工場を題材に話が
行われていましたが、
その会社も原材料の値上げや
発注元からの値下げ要請、
価格改定を申し出ても
受けてもらえない、
という状況でした。
そもそも買い叩きというのは、
デフレの発想で、叩いた会社の
利益にしか貢献できません。
買い叩きが多くの企業を苦しめ、
賃金カットを招き、結果的に
自分の会社を含めた経済全体が
デフレのスパイラルに動き出します。
取引先に対して、きちんと技術を認め
見合った対価を払うという事が
物価上昇の鍵で、程よいインフレで
経済が回り出します。
先ほどの元政治家に反論しますが、
中小企業が経済低迷の原因ではなく、
これは全くの逆で大企業の買い叩きが
中小企業の余裕をなくし、
新しい技術開発、設備投資を阻み
生産性を上げる事ができないのです。
日本の下町の技術は
Made in Japanの根本を支えた
大変希少な技術です。
その希少性がブランドです。
日本ブランドを安売りするから
このような事態に陥るのです。
合理化、生産性向上だけが
全てではありません。
人口の大多数を占める高齢者は、
結局、大量生産大量消費の幻想に
しがみついているだけだ、という事に
気づかないから老害と言われるのです。
(他にも理由は多々ありますが、、、)
先日の貧しい国の内容にも
書きましたが、
本質が伴わない施作は
ただの誰かのエゴにしか過ぎません。
良い結果を出すには、
相応の対処が必要です。
デフレの行動から
インフレの行動に
逆回転する必要があります。
きちんと学び、きちんと自分の頭で
考える事って、やっぱり大事な事です。
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