近頃流行りのSDGs。
自治体もこの取り組みに乗り出し、
いろいろな方針や施策を打ち出しています。
まず基本になるのが、
これまでの都市部一極集中から
自立分散型社会へ、というものです。
そしてこの自立分散型社会をベースに
地方自治体は、自分たちの考える
「未来都市構想」なるものを打ち出しています。
私の住んでいる県でも、4つ5つの市が
SDGs宣言を行い、自分たちの考える
「未来都市」なるものを発表しています。
構想の絵を見てみると、
ある程度の緑があり、
人工的に作られたビオトープ的な部分と
近代化された芸術的な建築物、
拡張された道路など
綺麗な絵に仕上がっています。
でもこの未来都市って、環境的には
どうなんだろう?と思います。
拡張する道路は田んぼや畑を潰し、
自然の川や池を
わざわざ新たに人工的に見栄え良く作り直し、
それが自立分散型社会の実現に
なるのだろうか?と疑問に思います。
環境問題を取り上げながら、
環境を破壊して作り直す。
これまでの人間が行ってきた経済活動と
何がちがうのでしょうか?
それで地域に人が分散して自立できるとは
チョットあさはか過ぎると思います。
今までのような経済優先、利権が
絡むと単なる環境破壊で終わってしまいます。
まずは一極集中している原因を明確にし、
一つひとつ何をどの様に分散するかを
検討した上での「未来都市」構想
であって欲しいと思います。
絵に描いた餅は欲しくはありません。
都合の良い試算で作られ、廃墟と化す
都市構想もいりません。
もっと言うとこれ以上の自然破壊はしない
自立分散型社会を望みます。
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