いじめを防止できない
いじめ防止対策推進法。
何度かこのブログでも
取り上げましたが、
やっぱりこれまでの慣習通り、
学校のいじめに対する取り組みは
変わっていません。
金沢で2019年に発生したいじめが
今になっていじめ防止対策推進法に
則って、調査委員会を立ち上げると
報道されていました。
中学1年生でいじめが発生し、
担任の先生に何回も手紙で
いじめを訴えたにも関わらず、
これまで取り上げられることは
ありませんでした。
保護者がNPO法人など、
あちこち活動した結果、
やっと学校側が重い腰を上げました。
2年近く経過し、1年生だった生徒は
3年生になり、不登校になってからの
調査開始です。
1人の若者の人生を
一体、どう考えているのでしょう?
2013年に法律が出来て
既に9年経ちましたが、
未だに法律に基づいた対応なされず
隠蔽に動いている状況が続いています。
町田市で発生したいじめに対して
対応しなかった校長が栄転したという
馬鹿げた事態も発生しています。
これからのこの国の未来を支えるのは
歳をとった議員、役人、校長では
ありません。
新しい船を動かすのは古い水夫じゃない、
ということです。
年寄りに忖度しても、
20年後、30年後に
責任を取れる人はいません。
若い世代が夢や希望を捨て、
絶望の淵に追いやる学校、先生は
もはや指導者でも何でもなく、
ただの害悪です。
そうでない先生も
きっとたくさんいると思います。
せめて役に立たない法律が、
役に立つ法律になるように
現場の声が反映された改正が
なされる事を望みます。
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