子供の声

子供の声は騒音?

なんて悲しいことをいう人が
いるものだろうと思います。

公園が潰され、保育園が防音壁を
作って、屋外プールを中止し、
大切な子供達の「今」の育みを
奪ってしまっています。

この国はお年寄りの多い国だから、
多くの声の方に偏ってしまっている
のではないか、と思いますが、
どれもこれも子供の知育、体育に
必要なことばかりです。

でも、よくよく考えてみて欲しいのは
自分達も皆、そのような子供時代を
通ってきて今があるのです。

むしろ今の子供達は、
昔のように走り回ったり、
広場で自由に野球やサッカーができず、
不憫に思えてなりません。

そのような時代で
大人からうるさいなどと言われて
じゃあどうすれば良いのか?
と思うことでしょう。

公共交通機関の中で
赤ちゃんが泣くのも微笑ましいし、
近所の公園で小学生が大声で
友達と遊ぶのも元気で楽しいし、
中学生がコンビニで買い食い
している姿も懐かしく思います。

「子供の声は騒音ではない」という
法律を作るまでもなく、
当たり前のことなのです。

当たり前の事にさえ
めくじらを立てるほど、
自分の事しか考えられない社会で
子供達が健全に育つのか?と
言いたくなります。

そんな社会が少子化の根本的な
原因なのだと思います。

以前、「器の大きさ」で書いたように
相手をどれだけ認めてあげられるか、
という事が、仕事だけではなく
社会生活全般に必要なのだと思います。


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