三つの配り物

これは三つの配り物という人もいれば、
言い換えて三配り(さんくばり)という
人もいます。

いわゆる目配り、気配り、心配り
のことで、仕事のできる人、
信頼できる人、尊敬出来る人の
例えをするときに良く引き合いに
出されます。

何故、このような話をするかと言うと、
先日、保育所の送迎で
また痛ましい事件が繰り返されて
しまいました。

あえて事故ではなく事件と言います。

タラ、レバを言ったら
キリがありませんが、
大の大人が二人もバスに
同乗していながら、
厚生労働省が数年前の事件を
きっかけに送迎の運用見直しを
行ったにもかかわらず、
自分事として対応がされていなかった
ということが歯痒くてなりません。

「全員降車したか確認するのは、
添乗員の保育士の役割だった」
「園長という立場で運転に
慣れていなかった」
などという前に、
三つの配り物が出来ていれば
このような痛ましい事件は
発生しませんでした。

バスの中に落とし物や
忘れ物はないか、
座席や通路で
園児が怪我するような箇所はないか、
車内は汚れていないか、など、
どちらの仕事という事ではなく、
同僚や園児に対する三配りが
出来ていれば、防ぐことが
出来た事件です。

後悔先に立たず

亡くなられたお子さんの命は
二度と戻ってくる事はありません。

自分で対処できる事とできない事が
あるにせよ、後から後悔しないよう、
また周りを不幸にしないよう、
自分の振る舞いを考えたいものです。


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