コロナ感染と医療現場

今回のコロナ感染で
改めて思いました。

年末年始のお休みにも関わらず、
病院のスッタフさん達には、
駐車場の車の中で
待機している患者さん達に
走り回って対応して頂き、
本当に有難いことだと思いました。

毎日報道では、感染者数が報告されて
前週比で増えたとか、減ったとか
言っていますが、地方の私の病院ですら、
予約なしでお爺さんを連れてきた方は
本日の診察枠は、もう一杯です、
とお断りされていました。

私は診療時間前に電話をかけて
それでも繋がらず、何十回か
かけ直して、やっと予約が取れました。

そう思うと、報道されている以上の
感染者がいるのだろうと容易に
想像がつきます。

国は緊急承認で、ゾコーバという
軽症者向けの治療薬を承認したと
言っていましたが、
処方された薬は、従来の解熱剤や
喉、咳、炎症防止の薬などでした。

制限のない年末年始を過ごせたり、
旅行割りで人流が増えたりしている
一方で、3年前と同じように
ひっ迫している医療現場の方が
いる事を忘れてはならないと
思います。

治療薬は承認されても
寒い屋外の駐車場で
対応して下さっている
スッタフの皆さんの現状は、
3年前と何も変わっていません。

治療薬という決定打もないままに
せめて診療体制や診療環境だけでも
何とかならないものか、
と思います。

国の防衛や増税も、人無くして
成り立つものではありません。

医療も保育も教育も、
今の日本に足りない
本質的なところは、
こういう事だろうと、つくづく思います。


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