弱者が強者に向かう時
先日、とても悔しくて
震えるほど腹が立つことがありました。
現在私は休職中で、給与は出ないので
社会保険料分が給与マイナスとなり
会社に支払わなければなりません。
私の方は傷病手当金申請や
源泉徴収票、給与明細などを
会社に請求しても、早くて1ヶ月後、
2ヶ月、3ヶ月後は当たり前の状態です。
先日は3ヶ月遅れで、
傷病手当金申請を協会けんぽに
提出してもらえ、
やっと入金が確認できました。
逆に会社がこちらに要求して
来る給与マイナスについては、
納期が1週間、2週間、
納期に間に合わない時は高飛車に、
人事に連絡してください、と。
自分達は何の説明もなく
納期を遅らせるクセに
何を言っているんだと、手足が震え、
吐き気をもよおしました。
最近はパワハラ、宗教問題、
サービス残業や過労死など
個人が組織に向かう事例が
よく報道されています。
今の私は自分ごととして、
これらで戦ってきた人の
苦労や辛さが身に染みてわかります。
とても勇気が必要だっただろうし、
とても怖かったろうし、
心身ともに辛かっただろう、
と感じます。
時には自分のやっていることに
疑問を感じ、自分の方が
おかしいのではないか、と
思うこともあったろうと思います。
最近の報道では、
個人が組織を負かす事例も
増えてきましたが、
自分で動いてみてわかった事が
あります。
それは、ここまで辿り着くには、
勇気の他にも、
いろいろな準備が必要だという事です。
私の現在の休職は、会社からの
パワハラにより行けなくなった
という内容で、それが原因で、
現在も通院しています。
私が行動を起こしたきっかけは、
私以外の第三者の意見です。
私が状況を労働局に相談すると
「それは会社のやっていることが
おかしい、立派なパワハラです。」
ということでした。
労働局の紹介で法律無料相談の弁護士、
会社のコンプライアンス担当の弁護士、
いくつかの法律事務所の弁護士の
回答も全く同じものでした。
ただこの時に初めて知ったことが
あります。
それは個人が戦うにも
相応の武器が必要だということです。
いくつかの法律事務所では
パワハラについては録音した音声が
ないと受けることは出来ないと
言われました。
以前、別の仕事で、このような時は、
いつ、どこで、誰が、
何を言ったか、何をやったかだけでも
メモをとっておく必要があると
言われたので、ここ数年、
私の身の回りに起きた事、
相手の名前や日付などは
メモに残しておきましたが、
現在では音声や目撃情報など
当事者たちの「言った、言わない」
だけでなく、第三者がはっきりと
わかる証拠が必要だという事でした。
いじめやハラスメント、会社の不正など
何かに悩んでいる人がいれば、
このような証拠を、
日常で用意しておくに
越したことはありません。
幸い、私は現状証拠で
対応してくれる弁護士がいましたので、
その弁護士を通していろいろな交渉を
してもらっています。
もちろん最初は着手金という費用が
かかりますが、あと問題が解決した時に
残りは相手方からの費用で
賄うように動いてもらっています。
今回の会社の各種必要書類の
遅延についても、
病院の先生や弁護士、協会けんぽ、
税務署など各方面の方が、
会社の嫌がらせ、兵糧攻めだと
言われています。
もう長いものに巻かれる
時代ではありません。
力こそ正義という
時代でもありません。
それこそ、
「小よく大を制す」
の通り、立場の弱い人間が
強い人間を正すことのできる時代だと
思います。
正直者がバカを見ない世の中に
向かっているのだと思います。
今回のように、声をあげてみると
自分一人ではできないことも
周囲の人が力を貸してくれます。
行動してみたら、
アドバイスしてくれる人もいます。
一人で悩んでいる必要はありません。
今、いじめ、ハラスメント、
各種労働問題、DV、虐待などで
悩んでいおられる方がいれば、
この様な事も何かの参考になれば
幸いに思います。
これからの未来あるあなたたちへ
経験者からの言葉として、
お送りします。
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