これからのあなたへ 〜労働審判08〜

このブログ上の公開については、
先々、守秘義務等の禁止事項に
抵触しない範囲で記載をしていきます。
なので、今回の申立の経緯や
審判の内容のついては
触れない内容となっていますので、
その点はご了承下さい。

「次回、労働審判の日程を決めます。」

あれ、どうしたんだろう?

ここで、そもそも労働審判とは何か?
という事を少しお話すると、
諸々の労働問題について
会社側と申立側が
上限3回の審判を通して
問題解決を図ろうと言うものです。

裁判だと判決が出るまで、
年単位の時間と大変な費用がかかるので、
労働問題については最初に
こちらで仲裁をはかっていくのが
一般的な進め方らしいです。

早ければ1回、2回で解決することも
可能ですが、3回目になっても
解決できない時には、
受け入れられない側から自動的に
裁判に申立する形となります。

労働審判は非公開で開催されるのに
対して、裁判は公開されますので
ここは大きな違いになります。

私はここまでの話の進展と
こちら側の弁護士の
これまでの経験などから
1回目である程度仲裁案が
示されると思っていたので、
何の提示もなく、次回の日程を
決めると言うことが、
とても意外でした。

こちら側の弁護士も
「何があったのでしょう?」
と考えていました。

考えられるのは、
・仲裁案が全く受け入れられない
・仲裁案に対して上層部に相談しないと
 進展させる事ができない
・受け入れた場合、
 会社の労働基準法違反となり、
 社内にいる同様の環境で働く人たちに
 対処しなければいけなくなる
と言うことがあげられると思います。

推測の域を出ませんが、
いずれにせよ、今回で解決することは
できませんでした。

こちら側の弁護士が言うには、
「会社側の矛盾点にも裁判官は
 気づいている様でしたから、
 少なくとも労働基準法違反については
 過去の判例からこちらの言い分が通る
 でしょう。」
ということでした。

これからどの様な進展を見せるのか
わかりませんが、
今回はここまでとなります。

次回の労働審判09は
8月の審判が終わってからの
記載となります。
しばらく間が空きますが、
何卒ご了承ください。

この記載内容について、
ご質問などありましたら
プライバシー等、守秘義務は厳守し、
本人の承諾なく公開はいたしませんので、
下のコメント欄でご質問ください。

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