これからのあなたへ 〜労働審判03〜

前回も記載しましたが、
このブログ上の公開については、
先々、守秘義務等の禁止事項に
抵触しない範囲で記載をしていきます。

なので、今回のの申立の経緯や
審判の内容のついては
触れない内容となっていますので、
その点はご了承下さい。

結果的に労働審判に至るまでに
10ヶ月もかかってしまいました。
そこで、今回は何故こんなに時間が
かかったのか、労働審判に至るまでに
私が取った行動を参考までに
少しお話ししたいと思います。

内容は2つあります。

1つは手続的なこと、
もう1つは相手方の動き、
の2つです。

まず最初に1つ目の理由の方ですが、
私は会社から受けた内容が
パワハラや違法行為に
あたるのかどうかについて、
県の労働局に電話相談しました。
一応、これまでの経緯はメモに
残してあったので、できるだけ詳細に
お伝えしました。

その結果、
「一方の言い分だけを聞いて、
 事実認定はできませんが、
 あなたの言うことが事実であれば
 立派なパワハラに該当します。」
「県内の市町村では、無料法律相談が
 あるので、一度そこへ連絡して
 相談されれば良いと思います。」

労働局の方の対応も親切で、
私の市町村で開催される無料法律相談の
日程、連絡先まで教えてくれました。
ラッキーなことに2日後に相談会があり、
すぐに予約もできました。

ここでは経緯をまとめた資料も
見ていただき、結論を聞くと、
「会社の行為はパワハラだと思います。
 私は労働問題は専門分野ではないので
 労働分野を担当されている弁護士さんに
 一度相談されたら良いと思います。」
とのことでした。
私には専門分野の事務所は
わからなかったので聞いてみると、
「本当はここでは、他の弁護士事務所を
紹介することはできないのですが、、」
と言いつつも、独り言をつぶやいてくれ、
こっそり労働分野を扱っている
弁護士事務所を教えてくれました。

その他、自分で調べた法律事務所、
以前仕事で知り合った後、
独立された弁護士事務所など
合計で3ヶ所のアポイントを取り、
お話をさせていただきました。

訪問して分かった事ですが、
相談した法律事務所の中には
確固たる証拠がないと動かない、
と言うスタンスの事務所もあったので、
皆さんが動かれる時には、日常的に
日付やメモとともに、音声録音を
取って置く事をお勧めします。
またメールなどの文書も同様に
アウトプットしておくのも効果的だと
思います。

そして私の方は、現在の法律事務所に
依頼する事になったわけですが、
先ほど言ったように
パワハラというのは
確固たる証拠がないと難しいので、
弁護士さんと打ち合わせの結果、
今回は労働基準法違反の側面から
相手方に申立てを行うことに
なりました。
(詳細は言えませんが、
 労働基準法の中でも給与とか
 賞与、残業、働き方など
 諸々の処遇にまつわる内容です。)

さすがプロだと思います。
実務で企業法務を担当していたとは言え、
私個人では、とても太刀打ちできない
案件だと思いました。

法律分野でも、医療の分野でも
専門家に相談すれば、
助けてくれる人は必ずいるのだと、
心底感じることができました。

もしあなたが何かのモヤモヤを
抱えて悩やみ、それを消化できないで
いるのであれば、専門家のプロに
相談するのも1つの手だと思います。

私はこの先、
このモヤモヤを抱え続けて働くことは
できないし、定年を迎えた後も
引きずって、晴れない気持ちのままの
生きていくことが嫌だったので、
今回の行動を起こしました。

このような状況でも
助けてくれる人は必ずいます。

そう思えたことが
これからの自分にとって
何より1番明るい兆しでした。

次回は2つ目の理由について
お話したいと思います。

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