これからのあなたへ 〜仕事観08〜

「何故、何のために」

仕事を進めていると、
目の前の業務に集中するあまり、
いつの間にか本来の目的がゴールではなく、
そのために取った手段を終わらせることが
ゴールになってしまっていることが
よくあります。

所謂(いわゆる)、
手段と目的の履き違えです。

大きなところで言うと、
本来は業績を上げるために
数字を集計し、売上高や利益、
人件費や経費をどの様に着地させるか、
ということが目的なのに
いつの間にか、期日までに集計したり、
アウトプットを出す事、報告することが
目的になってしまい、
結果的に何でこんなに業績がわるいのか、
再度集計し直しするという、
とっても摩訶不思議なことが会社の中では
行なわれています。

ルーチン業務であろうが、
突発業務であろうが、
本来、その仕事は、
何故、何のために、誰のためにやるのか?
そこが着地点であるはずなのに、
いつの間にか終わらせることが
目的になってしまします。

途中で、
「いつまでにできるか?」とか、
「もっと早くできないか?」とか
「営業は売り上げをもっと積めないのか?」とか
作業の経過で、
目的と違う事を言い出す人がいると、
いつの間にか担当者も、
そっちに目がいってしまうからです。

大事なのは、周りから何を言われても
何故、何のために、
誰のための仕事なのか、ということを
言われる都度、
頭の中で反復することです。
まず、最初から素直に何でも
「はい」と言わない事です。
答える前に、「何故、何のために」を
反復することによって
目的を履き違えないクセが付いていきます。
目的が違っていなければ、
そこで「はい」と言えば良いのです。

中には目的が違うという
正論を突き付けられて、
相手をイラつかせる事も
あるかもしれませんが、
それがプロとしての仕事の品質だと思います。

営業職であろうが、製造職であろうが、
事務職であろうが、お店の経営者であろうが、
スポーツ選手であろうが、
業種が違っても本質は変わりません。

手段と目的、
「何故、何のために」を
忘れないことが仕事の質を上げ、
自己成長に繋がります。


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