会社の方針と思想統制について
この4月から新しい年度が始まります。
今回は仕事観の中で、
会社の方針と思想統制を
取り違えてはいけない、という事を
これからのあなた達に伝えたい
と思います。
会社には経営理念や経営哲学といった
企業を運営するにあたっての
大きな方向付けをするものがあります。
お客様は神様です的なものだったり、
一、○○
一、○○、
といった額に掲げてあるもの
だったり、その会社や創業者の思いが
中心となっています。
その方針のもと、企業では
中期経営計画とか年度方針を立案し、
市場戦略はどうする、とか
商品戦略はどうする、など
具体的な企業の売上目標や
利益目標を達成しようとしています。
今回は日本の企業にありがちな
集団統制的な考えや精神論で
思想統制することと、
会社の戦略に基づいて動くことは
違うということが主題です。
気を付けなければいけないのは、
数字の目標だけ掲げて、
戦略が乏しい中、
「さぁ、みんな一致団結して頑張ろう」
「さぁ、仲間のとともにやり切ろう」
「そのためには、
チームワークが大事だよね」
「運動会、イベント、飲み会、
新年会は全員参加で。
だって、一致団結して
目標目指す時には必要だよねー」
という流れです。
以前、ブラック企業の特徴でも書いた
勢いや家族主義的な考えで
会社の目標を追うという形です。
この流れに長年さらされると、
それが当たり前になり、
それが普通になってしまいます。
これが普通になってしまうと
前回の仕事観13でお伝えし他通りの
評価と反省のないまま
同じことを繰り返していくのです。
長く同じ会社に勤めた人が
良く言う事があります。
「自分の会社の常識が
実は世間の非常識だった。」
このような事が日本の会社では
案外多いと思います。
大事なことは、
会社に帰属はしているけども、
宗教団体や部活動ではないので
自分の価値観で物事を判断し、
プロとして行動出来る事です。
国も会社も同じです。
統制が取れるとトップは
操り易いものです。
個人の主義や自由な発想を
尊重すると言いながら、
不自由な統制の中で仕事を
していたり、
個人の意志や時間がないがしろに
されていませんか?
一度、身近な人の話を聞いたり、
もの凄く大きな枠組みで、
(例えばライバル会社と比較したり、
業界全体で比較するなど)
客観的に見てみると良いと思います。
「隣の芝は青く見える」
ということわざがありますが、
キチンと比較すると、
やっぱり青いかもしれません。
青い理由もわかるかもしれません。
世間の常識がわかったとき、
きっと、目からウロコ。
自分の仕事観、価値観の創造に
変化をもたらしてくれると思います。
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